Article View: fj.sci.cognitive
Article #22Re: dialogue-based instruction
From: kazuhiro TAKAHASHI
Date: Mon, 04 Mar 2002 10:36
Date: Mon, 04 Mar 2002 10:36
84 lines
5129 bytes
5129 bytes
加藤さん wrote: <3c8103c5$1_1@binarykiller.newsgroups.com> > >> でも,私はどうもこれだけではないような気がしてなりません.発端は将棋 > >> や囲碁の知識はどちらに分類されるんだろうか?という疑問からなのです > >> が,囲碁仲間などと議論をしたら,「両方だろ」という結論になりました. > >> 最近,小脳も思考活動に関わっているって話もありますし. 前回のは趣旨が不明確な記事になってしまったので、今一度まとめ直した 方がよいかという気がしています。 もともと世に言われていた大脳と小脳の役割の区分は、 思考(および知覚)関係対身体制御関係、だと認識しています。 これと、declarative、procedualの区分との関係を考えると、 組み合わせ的に、以下の4通りが可能です。 思考系でdeclarative 思考系でprocedual 身体制御系でdeclarative 身体制御系でprocedual このうち、身体制御系でdeclarativeというのは 多分存在しないだろうと思われます。 つまり、身体制御系でprocedualな知識は小脳に格納されていると考えられて きた、という認識ですが、ここでは、思考系でprocedualな知識の座はどこか というのが問題になっていると判断します。 さらに、知識の格納とon-lineでの処理との区分という話題もありまして、 ここまで含めて話題にしないと、厳密な話は無理なのかも知れないという 気もします。(procedualな知識とon-lineの処理とは、脳的には一体化されて いて区別がないのかも、というのは言い過ぎかなぁ…。ともあれ、両者を 実際的に区別するのは面倒そう。) とりあえず、言語の使用のうちの文法的な側面は、多分procedual (ないしon-lineの処理)ですが、これに関しては、大脳の一部に局在 してますね(運動性言語野)。 # また、知識が古いかも…。 > >小脳は、基本的に身体制御関係ですよね。 > > この認識自体が問われている,と言う事です. > > けっこう先験的にそう思い込まれていた(?)のが,最近の測定装置で調べ > ると,身体を動かさなくても小脳の血流が増えるなどの結果が得られるとい > う事のようです. そのときに行っている処理の内容が問題になるかと思いますが、 その点はどうなんでしょう。 > >同じ手続き的とは言っても、身体制御系と、思考系とは脳の部門的には別の > >取り扱いってことでも不思議はないんじゃないでしょうか? > >(declarativeな機能がいくつかの部門に分かれているように、procedualな > >機能も分かれていてもいいかと。) > > この段落の意味がよく分からないのですが,この「部門」というのは「野」 > の意味でしょうか? 野と特定したくなかったので、部門と呼びました。 (もっと大きい単位も、小さい単位も話題の範囲に入りうると思うのです。) 分かり難いいいまわしをしてしまって、恐縮です。 > >あと、将棋や囲碁で思いつく話題としては、視覚的なパターンを読み取ったり、 > >それを使って考えたりというような、いわゆる抽象的な思考って呼ばれてる > >ものとはまた違うかも…ってな話もありえますね。 > > 論理的な思考(記号/言語を使った思考≒ TAKAHASHI さんの言う抽象的な > 思考?)より下のレベル(連想など,半ば無意識の思考)という可能性が気 > になります.心理学側の用語だと,確かにパターン(非言語的情報の意)絡 > みという言い方になりましょうか. はい、そんな感じの話をしているつもりでした。 論理的な思考と記号を使った思考と言語を使った思考と抽象的な思考とが、 厳密に同じかというとキビシイっすねぇ。 将棋や囲碁については、確かにパターンですが、非言語的というと、 身体的イメージの類も入ってきますので、視覚的イメージ依存かも、 といっておいた方が無難かと。 # じゃあいわゆる視覚的イメージそのものかというと、これがまた # 難しいところかと。 > #この手の話題の場合,まず使う用語の意味等を揃える迄けっこう手間取る > #んですねぇ...当然と言えば当然ですが... まったくその通りですね。 -- たかはし (←話を複雑にして自分でもついていけなくなったかも -_-;)
Technical Details
Message-ID:
<1015238209$46722$ktaka@queen.heart.ne.jp>Path:
arc1-ca.pugleaf.net!archiver1.google.com!news1.google.com!newsfeed.stanford.edu!news-spur1.maxwell.syr.edu!news.maxwell.syr.edu!newsfeed.media.kyoto-u.ac.jp!onodera-news!news-gate.jaist!tengusa.numata.aomori.aomori.jp!queen.heart.ne.jp!not-for-mailReferences:
<a4qc8v$2gpk$1@nwall2.odn.ne.jp> <1014380652$73546$ktaka@queen.heart.ne.jp> <a5ndc8$7dg$1@nwall2.odn.ne.jp> <3c7f2af8$1_1@binarykiller.newsgroups.com> <1015084949$79567$ktaka@queen.heart.ne.jp> <3c8103c5$1_1@binarykiller.newsgroups.com>Show Full Headers
Complete Article Headers
X-Google-Language: Japanese,JIS X-Google-Thread: 1089d9,898d9a7c80e9ddf X-Google-Attributes: gid1089d9,public X-Google-ArrivalTime: 2002-03-04 02:45:01 PST Path: arc1-ca.pugleaf.net!archiver1.google.com!news1.google.com!newsfeed.stanford.edu!news-spur1.maxwell.syr.edu!news.maxwell.syr.edu!newsfeed.media.kyoto-u.ac.jp!onodera-news!news-gate.jaist!tengusa.numata.aomori.aomori.jp!queen.heart.ne.jp!not-for-mail From: kazuhiro TAKAHASHI <ktaka@heart.ne.jp> Newsgroups: fj.sci.cognitive Subject: Re: dialogue-based instruction Date: 4 Mar 2002 19:36:54 +0900 Organization: Heart Internet Lines: 85 Message-ID: <1015238209$46722$ktaka@queen.heart.ne.jp> References: <a4qc8v$2gpk$1@nwall2.odn.ne.jp> <1014380652$73546$ktaka@queen.heart.ne.jp> <a5ndc8$7dg$1@nwall2.odn.ne.jp> <3c7f2af8$1_1@binarykiller.newsgroups.com> <1015084949$79567$ktaka@queen.heart.ne.jp> <3c8103c5$1_1@binarykiller.newsgroups.com> NNTP-Posting-Host: localhost Mime-Version: 1.0 Content-Type: Text/Plain; charset=iso-2022-jp X-Trace: queen.heart.ne.jp 1015238215 46733 127.0.0.1 (4 Mar 2002 10:36:55 GMT) X-Complaints-To: usenet@queen.heart.ne.jp NNTP-Posting-Date: 4 Mar 2002 10:36:55 GMT